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【対策付き】よくあるシェアハウスのトラブル5つの実例

公開日:  最終更新日:2020/03/17

人気のシェアハウスですが、キッチンや浴室、冷蔵庫をはじめとする家電を共用するため多くのトラブルが発生しています。シェアハウスは一般的な賃貸物件と比べて、壁も薄く騒音が原因のトラブルも見受けられます。

そこでこの記事では、シェアハウスに住んでいる人が実際に巻き込まれたトラブルの実例をもとに、対処法についてわかりやすく解説します。

よくあるシェアハウスのトラブル実例

まずは、よくあるシェアハウスのトラブル実例を紹介します。

 作った料理を勝手に食べられてしまった
 電話の声がうるさいと苦情の手紙が・・・
 共用スペースに置いていた持ち物の盗難
 掃除当番が守られないため共用スペースが常に汚い
 来訪した友人のルール無視によるトラブル

どのようなトラブルが起きる可能性があるのか、適切な対応策とあわせて知っておくことが大切です。トラブルの概要と対策を解説していきますので参考にしてください。

 作った料理を勝手に食べられてしまった

まずは、「マナーの悪い入居者がいる」というトラブル実例です。
Aさんはシェアハウスに住んでおり、共用部であるキッチンにて炒め物(チャーハン)を作りました。 そして、完成したチャーハンを取り分けて食べていたところ、フライパンに残っていた料理を断りもせず勝手に食べられてしまいました。

このシェアハウスでは冷蔵庫は個別にありますが、キッチンやお鍋は共用のシェアハウスです。料理を取った人は20代の外国人男性で、普段のお付き合いは挨拶程度です。
このことは1回だけのことでしたが、他の方も、料理中に色々と手出しをされたといっていたのを聞いたことがあります。

このシェアハウスは「バレなければルール違反をしてもいい」という風潮が強く、住人以外の宿泊は月2回までなのに守られていなかったり、住人不在での友人の滞在は禁止なのに守られていなかったりと、ルール違反が多いです。

対処法

・運営会社に報告する
・自分の所有物を明確にする

シェアハウスにどのような人が住むのか入居者にはコントロールできません。随時入居者は入れ変わりますし、そもそも深く付き合わないとその人がどんな人かわからないので、このような対人トラブルはシェアハウスには付きものです。

対処法としては、まずは運営会社に報告することです。日時や場所、マナー違反者の特徴などを明確に運営会社に伝えることで、運営会社が注意喚起や違反者へ直接厳重注意をしてくれるかもしれません。

つまり、ルールがあるのに破っているのであれば、そのルールを運営会社経由で更に徹底させる必要があります。
また、今回の実例に限った対策としては、共用部では自分の所有物を明示しておくことも重要です。

たとえば、調理したものを放置せずに保存容器に詰めて自分の近くに置いておくなど、共用部では自分の所有物であるとアピールすることも対処法になります。

 電話の声がうるさいと苦情の手紙が・・・

次は、Bさんが体験したトラブルです。
Bさんは自分の部屋(個室)にて深夜0時ごろ、1~2時間の電話をしていたところ、翌日の朝に苦情の手紙が入っていました。

手紙の内容としては「深夜の通話がうるさい、最近よく夜に電話をしているが控えて欲しい・・・」といったような内容が、B5の便箋にびっしりと書かれていたました。確かに部屋の壁が薄く、会話の7~8割は丸聞こえ状態でした。

ただ、当時は電話ルールなどが特に決められているわけではなかったので、ルール違反というわけではありません。もちろん、そんな大声で話していたわけではないのですが、手紙の内容を見るとかなり音漏れしていたのでしょう。

その後、シェアハウス全体に「夜10時以降は部屋での電話は控える」というルールが追加されました。

対処法

・グッズを利用して防音対策
・事前に防音や音漏れについて確認しておく

一般的なマンションであれば、隣戸との戸境壁は180mm~200mm程度のコンクリート壁で隔てています。

しかし、シェアハウスの場合は一般的な間仕切壁と同じく、軽鉄とボードで壁が構成されていることが多いため、隣戸の音は聞こえやすい状況です。そのため、このようなトラブルはよくあるといえます。

どうしても音漏れを抑えることができない場合は、以下のようなグッズを利用して防音対策をとることも可能です。

・吸音マット(下階への対策)
・防音シート(隣戸への対策)
・すきまテープ(室外への対策)
・防音カーテン(室外への対策)

今回のケースでいうと、防音シートを壁に貼ることで対策にはなりますが、それで音漏れが完全に防げるわけではありません。

また、シェアハウスに限らず一般賃貸でも言えることですが、室内に跡が残るような使い方はNGなことが多いので、事前にルールを確認しておくなど注意が必要です。

 共用スペースに置いていた持ち物の盗難

次はCさんが体験したトラブル事例です。
Cさんが玄関で脱いで置いていた靴が、他の人の靴も含め全て無くなっていたことがあります。

玄関の靴の放置がひどい場合は管理者側から「いつまでに片付けないと処分します」とのお知らせがあるのですが、そういった連絡もないまま突然処分されていました。

後日管理者に確かめてみると、それは管理者側が行なったことではなかったそうです。自分専用の靴箱もあるのですが、共用スペースに置いておくと無くなるケースは多々あります。

似たようなDさんのトラブル事例をもう1つ挙げておきます。共用のお風呂場でのトラブルです。

シャンプー・リンス・ボディソープなどのバス用品は各自がお風呂場に持ち込み、濡れても大丈夫な小物ケースに詰めてお風呂場に置いておく形式でした。

ある日、いつものように自分のバス用品を使おうとしたところシャンプーがありませんでした。おかしいと思い、他の人のバス用品ケースを見てみると自分のものがそこにありました。

このことを問い詰めようとしましたが、その人は中国人で日本語も英語も通じず、「僕のものをその人が使ったのかどうか」の真偽を確認することはできませんでした。

結局、怖くなってそれ以降はバス用品をお風呂場に置かないようにしました。

対処法

・共用部ではなく自室で管理する
・監視カメラや鍵付き靴箱などを管理会社に要望する

こちらの対処法に関しては、基本的に「自分の物は共用部ではなく自室で保管する」しかありません。とはいえ、特に靴の場合は、全てを自室に保管するのは現実的ではないのも事実です。

そのため、ほかの対処法として、玄関へ監視カメラや鍵付きの靴箱の設置を管理会社に要望することも有効です。

このような「盗難疑惑」が起きた後であれば、管理会社も事態を重く見て対応してくれるケースもあるでしょう。

さすがにバスルームに監視カメラは付けられないので、専用の小さいロッカーなどを管理者側にお願いしてみるのもいいかもしれません。

シャンプーやリンスなどの容器に自分の物とはっきりわかるように印や名前をつけておくのも対策の1つです。

 掃除当番が守られないため共用スペースが常に汚い

次はEさんの体験談です。
Eさんの住んでいるシェアハウスは、キッチンを共用して使っているため掃除当番などが決められていましたが、さぼる人が多く掃除されていないことがほとんどでした。

共用スペースは誰もが利用できるだけに汚れがちで、当番制であれば特に掃除されていないことが多く、清潔に保つのは困難に感じました。

対処法

・管理会社に注意喚起をお願いする
・管理会社にクリーニング業者の手配を要望する

対処法に関しては、やはり管理会社に告知して注意喚起してもらうことです。たとえば、管理人が汚れ具合を毎日チェックし、さぼる人を特定する…などをしてくれれば理想です。

もしくは、共用部の掃除をクリーニング業者に対応してもらうことですが、どちらもどこまで対応してくれるかは管理会社によります。

 来訪した友人のルール無視によるトラブル

次にFさんの体験談です。
Fさんは冷蔵庫を共用で使っていたのですが、入れていた食材が使われて無くなっていました。食材を勝手に使ったのは、住居者が連れてきた友人でした。

住居者本人はルールを守っているのだと思いますが、連れてきた友人にはルールを伝えていなかったのかもしれません。住人の誰かが友人を連れてきた時によく起こるトラブルでした。

対処法

・食材の購入は使い切れる分だけにする
・名前を書いた袋に食材を入れておく

このケースの一番簡単な対処法としては、なるべく「使いきれる食材だけ」を買うことです。
要するに、共用スペースに自分の物は置いておかないことが最も簡単な対象法といえます。
とはいえ、都度食材を購入するのも面倒ですので、袋に入れて名前を書いておくなど、自分の所有物と分かるようにすることも有用です。

 その他

上述のトラブルは、シェアハウスとして運営している物件での出来事になりますが、友人同士で戸建てやマンションを借りてシェアする場合のトラブルについても挙げておきます。

2年契約でという約束で始めた友人同士のシェアハウス。
ところが、メンバーの1人が結婚を機に出ていくことになり、もう1名も同棲生活をするために出ていくことに。
人数的にシェアハウスの継続が難しくなり、結果的には1年で解散。当時私は社会人1年目で収入が低く、貯金もあまりなかったため、予期せぬ引っ越しや賃貸を借りるための初期費用に苦労しました。

家事分担についてルールがなく「気づいた人がやる」という流れになっていました。
「気が付く基準」がそれぞれ違うため、家事が1人に偏ってしまいました。そのため全員で話し合って家事を分担。
ところが、仕事の忙しいメンバーが決まったルールを全く守れなかったため、いつも家事を負担しているメンバーと喧嘩にまで発展しました。

学生時代の繋がりや知人を積極的に呼び、交流を深める場所としてシェアハウスを利用。
その後就活生を中心に安く宿泊できるという風潮になり、知らない学生が宿泊していることが増えて、シェアハウスがいづらい場所になってしまいました。
一方では、この状況を楽しんで過ごしているメンバーもいました。

快適か否かが分かれてしまったのは、シェアハウスメンバーでのコンセプトが決められていなかったことや、情報共有不足から生まれたからと感じました。

トラブルが起きたら、誰に相談すべき?

では、実際にトラブルが起きたときは誰に相談すべきでしょうか。

結論からいうと、まずはシェアハウスの運営会社に相談しましょう。

運営会社であれば、トラブルを起こしてしまった人に直接アプローチできますし、たとえば「シェアハウスのルール変更」や「注意喚起」などをすぐに行えます。

ただ、たとえば訴訟問題に発展しそうなほどのトラブルや、入退去の契約に関する運営会社とのトラブルであれば、弁護士に相談した方が良いでしょう。

その際は、知人などに弁護士がいれば良いですが、そうでない場合は法テラスに相談してみることをおすすめします。

また、弁護士に相談するほどではないけど、運営会社以外に相談したい場合は以下に問い合わせてみましょう。

・独立行政法人国民生活センター
・公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会
・公益財団法人日本賃貸住宅管理業協会

 解決できない時は?

シェアハウスは複数の住人が共同で住む場所ですので、一般的な住居よりもトラブルは多いでしょう。その際は前項の窓口に相談し、それでも解決できないときは残念ながら退去するしかありません。

シェアハウスにいる以上、トラブルになった人と顔を合わせる機会はあり、解決できていない状態で更なるトラブルに発展することもあります。すぐにでも引っ越したい場合や、次の住居を決めるまで時間がかかる場合は一旦マンスリーマンションに退避することもおすすめです。

シェアハウスと同様に、マンスリーマンションにも基本的な家具・家電がそろっていますので、自分の荷物だけ持っていけば住むことができます。

また、一般賃貸よりも契約手続きが楽であり、敷金・礼金がゼロ円なので、初期費用も安価に抑えられます。もし、トラブルを抱えて解決できない…もしくは解決したもののやはり退去したい…という人は、一旦マンスリーマンションに引っ越して、次の家をゆっくり探してみてはいかがでしょうか。

すぐに次の入居先を決めてしまうと、初期費用もかかる上に、また失敗してしまうかもしれません。

まとめ

このように、シェアハウスは一般賃貸と違い、共同で利用するスペースがあったり、壁が薄かったりするのでトラブルは少なくありません。

まずは、上述したトラブル実例の概要と対処法を理解し、相談すべき窓口を知っておきましょう。

しかし、それでもトラブルに巻き込まれて解決しない場合は、一旦マンスリーマンションなどに退去して、次の住まいをゆっくり考えることをおすすめします。

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