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2019【移住したい県】ランキング&なぜ人気か魅力や注意点を解説

公開日:  最終更新日:2020/09/04

認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が行う「移住希望地域ランキング」より、人気の移住先とその理由や魅力をまとめました。移住する際には注意点や確認すべきポイントも調べておきま しょう。

2019年 移住したい県人気ランキング

2019年2月に、地方移住を希望する都市住民と全国の地方自治体とのマッチングを行う認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが公開した、「2018年の移住相談の傾向、ならびに移住希望地域ランキングをまとめました。

  2014年  2015年  2016年  2017年  2018年
 1位  山梨県   1位   長野県   1位   山梨県   1位   長野県   1位   静岡県 
 2位  長野県   2位   山梨県   2位   長野県   2位   山梨県   2位   長野県 
 3位  岡山県   3位   島根県   3位   静岡県   3位   静岡県   3位   北海道 
 4位  福島県   4位   静岡県   4位   広島県   4位   広島県   4位   山梨県 
 5位  新潟県   5位    岡山県   5位   静岡県   5位   新潟県   5位   新潟県 
 2014年   2015年 
 1位 山梨県  1位 長野県
 2位  長野県 2位  山梨県
 3位  岡山県 3位  島根県
 4位  福岡県 4位  静岡県
 5位  新潟県 5位  岡山県
 2016年   2017年 
 1位 山梨県  1位 長野県
 2位  長野県 2位  山梨県
 3位  静岡県 3位  静岡県
 4位  広島県 4位  広島県
 5位  静岡県 5位  新潟県
 2018年 
 1位 静岡県
 2位  長野県
 3位  北海道
 4位  山梨県
 5位  新潟県

上記のように、長野県・静岡県・山梨県・新潟県は常に上位に位置しており、2018年には北海道が第3位にランクインしました。また、2018年に入り20歳代から40歳代の相談が約70%を占めており、これは年々少しずつ増えています。

このことから、若年層が地方への移住に興味があるとが分かるでしょう。では、上位にランクインした都道府県の魅力を次章より詳しく紹介していきます。

【1位】長野県

長野県は総人口約204万人で、日本の都道府県の中で4番目に広い面積を誇る県です。長野県は南北に長いため地域によって気候は異なりますが、軽井沢をはじめとした避暑地としても有名な県です。

また、自然公園の面積が全国3位、森林セラピー認定箇所が全国1位ということからも、自然豊かな県であることがお分かりいただけるでしょう。名産はリンゴ(収穫量全国2位)、ぶどう(全国2位)をはじめとした果物や野菜など数多くあります。

長野県の各市区町村で行っている移住の施策の一部は以下の通りです。

  • 移住定住居住環境整備事業補助金(池田町):空き家バンクに登録物件の改修費の補助
  • 保育料軽減制度(松川村):第2子まで半額、第3子以降は無料
  • 医療費助成(麻績村):高校生まで医療費助成
  • 妊治療支援【子育て支援】(麻績村):不妊治療の女性(年20万円まで)
  • 生徒の通学費の補助(中野市):通年の定期券を支給(6km以上)
  • 結婚生活支援金(高山村):新婚世帯が婚姻を機に住宅を購入する費用などを援助

長野県は移住したい県として常に上位に位置していますが、その最も大きな理由は支援制度が充実している点でしょう。前項で一部を紹介しましたが、地域によってはまだまだたくさんの制度があります。たとえば、不妊治療や育児補助なども充実しているので、特に子育て世帯には安心感があるといえます。

また、セラピー認定箇所が全国1位ということからも分かるように、良い自然環境の中で生活したい…子育てしたい…という方に人気のエリアです。

さらに、上述した軽井沢などの有名な避暑地があったり、白馬スキー場があったりと、都内に住んでいても長野県は馴染み深い人も多いでしょう。全く知らないエリアよりも馴染みのあるエリアの方が移住しやすいため、この点も長野県が人気の理由の1つといえます。

【2位】静岡県

静岡県は人口約363万人の県であり、名産は何といっても日本一ともいわれる日本茶…ほかにも鰻が有名な県でもあります観光地はいわずと知れた富士山、ほかにも温泉地として有名な熱海もあり、馴染み深いテーマパークとしては富士サファリパークなどが挙げられるでしょう。

そんな静岡県の各市区町村で行っている代表的な支援制度は以下の通りです。

  • 住宅リフォーム振興事業(伊東市):リフォーム代の助成
  • 子育て支援医療費助成事業(伊東市):2歳未満は通院・入院無料、2歳以上も入院無料
  • 保育料の減免制度(伊豆市):2人目の子どもの保育料は半額、3人目以降は無料
  • 農業次世代人材投資資金(伊豆の国市):農協と連携して農業者を志す人への資金交付
  • 現地案内人制度(南伊豆町):スタッフが先輩移住者のお宅訪問や棒業体験などを案内
  • 女性向け就労支援(菊川市):仕事に関するセミナーや相談機関の紹介を実施

静岡県が移住したい県として人気がある理由は、前項の支援制度以外には「関東・関西から近い立地」という点が大きいでしょう。というのも、静岡県は新幹線の停車駅が「熱海駅」「三島駅」「新富士駅」「静岡駅」「掛川駅」「浜松駅」と6駅もあり、この駅数は山形県・岩手県・新潟県に次ぐ4番目に多い県です。

新幹線を利用すれば、静岡駅から東京駅まで1時間弱、新大阪駅まで約1時間30分で行くことができます。この利便性の高い立地は、「地方」とはいえ地方を感じさせない距離感なので、身近な移住先として人気があるというわけです。

【3位】北海道

北海道は日本一の面積を誇る都道府県であり、総人口は約527万人。北海道と聞くと、観光名所や特産物が思い浮かぶ人も多いでしょう。たとえば、観光名所でいうと函館山(展望台)・大通公園・さっぽろテレビ塔・赤れんが庁舎・札幌時計台などが有名で、さっぽろ雪祭りなども全国的に有名なお祭りです。

また、特産物は肉・魚・野菜・果物の全ジャンルに美味しいものが揃っています。お肉でいうと十勝和牛やラムが有名であり、海産物はカニ・鮭・いくら、野菜や果物はメロン・かぼちゃ・とうもろこしなどが有名です。また、牧場の牛乳やビールなど「食」に関しては何でもある県です。

北海道は2017年には「移住したい県16位でしたが、2018年は3位へと大幅に順位を上げています。その理由としては、下記のような移住受け入れ策が寄与しています。

  • 2016年10月より相談窓口(電話・メール相談)を設置
  • 北海道庁が東京 有楽町に移住相談窓口「どさんこ交流テラス」を開設
  • 「北海道ウィーク」として週替りで相談窓口での出張相談会を実施
  • 就業体験(室蘭市など多数):就業体験をすることで移住の足掛かりになる
  • 総合的な子育て支援施策(西興部村):18歳以下は医療費無料、出産の度に祝い金支給
  • 起業者への支援(厚真町):起業の際の経費を最大250万円まで支給
  • 新規事業の工事費支援(ニセコ町):新規事業や事業承継者へ施設工事費を上限100万円で支給

移住相談窓口「どさんこ交流テラス」は東京都有楽町駅前にあり、都内在住の人が気軽に相談できる点も移住者が増えた要因といえるでしょう。

このように、北海道は積極的に移住に関する施策を講じています。また、移住体験ツアーや就業体験モニターを展開しているので、いきなり移住するのではなく、一旦「お試し期間」のようなものがある点も移住のハードルを下げている要因といえるでしょう。

さらに、北海道は有名な観光名所がたくさんあり、日本の中でも知名度が高い県であるため、馴染み深いエリアという点も移住しやすいポイントです。そして、距離的には離れていますが、飛行機を利用すれば東京から1時間半程度で行くことができる点も魅力の1つといえるでしょう。

【4位】山梨県

山梨県は人口約81万人であり、河口湖・山中湖や富士山、富士急ハイランド、他には「ほったらかし温泉」なども有名です。また、山梨県のグルメは、伝統的なほうとうをはじめ、甲府鳥もつ煮、富士吉田市のうどんが有名です。ほかにも、信玄餅・信玄プリンと甘味も揃っています。

特産物としては、桃・ぶどうは全国1位の収穫量で、さくらんぼも全国有数の産地として有名です。そんな山梨県では、移住支援として以下のような取り組みをしています。

  • やまなし子育て応援事業(山梨県):第2子以降3歳未満児の保育料無料化
  • 就業マッチングサイト(山梨県):山梨県の移住者(就業者)への支援金交付
  • 産前産後ケアセンター(山梨県):出産前後の女性のメンタル面を含めたサポート
  • 病児・病後児保育事業の広域化(山梨県):小学6年生までのすべての子どもが県内にある全ての病児・病後児保育施設を自由に利用できる
  • 婚活やまなし(山梨県):会員制の1対1のお見合い支援

山梨県が移住先として人気の理由は、前項のように「就業マッチングサイトの開設」や「やまなし出会いサポートセンター(結婚の応援をするお見合いシステム)など、仕事や婚活面でのサポートも充実している点が挙げられます。

また、山梨「県」として施策を打ち出しているのも、移住者からすれば安心できる点といえるでしょう。というのも、どの都道府県でも行政の壁があり、「○○区の人は××区の施設を利用できない」などのケースがあります。

しかし、山梨県の場合は県が施策を講じることで前項のように「県内にあるすべての病児・病後児保育施設の利用が可能」など県内どこでも恩恵が受けられるので移住先を自由に選ぶことができるのも魅力といえるでしょう。

【5位】新潟県

新潟県は人口約222万人の県で、苗場スキー場や彌彦神社などの観光スポットのほか、越後湯沢・月岡などの有名な温泉地も多くあります。また、新潟県は特産品も多い県であり、何といっても日本一のブランド米である「魚沼産コシヒカリがあります。

ほかにも、鮭、のどぐろ、南蛮えび、さくらますなどの海産物、佐渡島(新潟県)では牡蠣も有名です。そんな新潟県が実施している代表的な支援制度は以下の通りです。

  • シューカツアシスト(新潟県):就職先が決まっていない学生への支援
  • UIJターンの支援(新潟県):東京都からのIターンで最高100万円の支援金
  • 出会いイベント等開催支援事業(新潟県):出会いのイベントや結婚に向けてのセミナーなどを実施
  • 村上市不妊治療費助成制度(村上市):不妊治療の一部を負担
  • 地域子育て支援センター(胎内市):子育て相談や子育て講義などの無料開催

新潟県のランキングの特徴は「20代以下」の年代で第1位を誇っている点です。これは、前項で紹介した就活やIターンなど、特に若年層の移住を手厚くしているのが理由でしょう。そのため、若年層の移住者にとっては、支援が充実している県といえます。

また、新潟県は新幹線の停車駅も多く、東京から最短で約1時間40分ほどで行けるという点も魅力です。さらに、山梨県と同じく県として取り組んでいる施策も多いため、その点も移住者の安心感につながっているのでしょう。

移住の注意点やトラブル事例

移住の前に考慮しておいた方がいいことは以下の通りです。

  1. 1) 仕事や求人があるか
  2. 2) 学校や病院が近くにあるか
  3. 3) 日常生活の利便性
  4. 4) 地域の特色を把握
  5. 5) 生活費の把握

1) 仕事や求人があるか

まずは、希望する仕事や求人があるかを確認します。移住を求めている地域とはいえ、自分がやりたい仕事・やれる仕事が豊富にあるとは限りません。そのため、どのような仕事・求人があるかは事前に調べておき、自分が働くイメージが湧くかどうか確認しておきましょう。

2) 学校や病院が近くにあるか

特に、子育て世代は学校や病院が近くにあるか必ずチェックしましょう。都心と違い、「学校や病院までバスで○○分」などは珍しくないため、きちんと確認してから移住しないと、もしもの時に困ることになります。

3) 日常生活の利便性

また、学校や病院以外にスーパーなども近くにない可能性があります。例えば「車が必須なものの妻は免許を持っていない…

となると日常生活に支障をきたしてしまいます。そのため、日常生活に必要な施設が生活圏内にあるかは調べておくべきでしょう。

4) 地域の特色を把握

また、地方によっては都心と違い、地域のつながりが強固な場合があります。たとえば、地域のイベントに強制参加のような地域だと、都心からの移住者は大きなギャップを感じ、場合によっては大きなストレスになりかねません。そのため、地域の特色は把握してから移住しましょう。

5) 生活費の把握

都心に比べると地方は生活費が安価なケースが多いです。ただ、地方なので車が必須だったり、家賃以外の物価は意外と変わらなかったりということもあり得るので、生活費を把握しておくことも重要といえるでしょう。

移住する前に一度住んでみる、という選択肢

移住する際には前項のような注意点があります。そのため、マンスリーマンションなどで一度試しに住んでみるのがベストでしょう。一度住むことで、その地域の特性も分かりますし、生活のしやすさや費用面なども身をもって感じることができます。

また、全く知らないエリアに少しでも「住んでおく経験」を持つことで、仮にそのエリアは肌に合わなかったとしても今後の移住先を選ぶ上では大いに役立ちます。マンスリーマンションを探す短期契約専門のサイトあるので、仮住まいを探すなら、まずはお近くのマンスリーマンションを探してみてはいかがでしょうか。

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