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短期賃貸の活用シーンは?一般賃貸との違いとメリット、契約の注意点

公開日:  最終更新日:2020/03/12

旅行や出張などで短期間で利用できるお部屋を探している場合、短期賃貸を利用してみてはいかがですか?短期賃貸とはどのようなものか、一般賃貸との違いやメリットをわかりやすく解説します。おすすめの活用シーンや契約するときの注意点についてもお伝えしていますので、検討するときの参考にしてください。

短期賃貸とはどんなもの?どんなメリットがある?

短期賃貸とは、1週間単位、1ヶ月単位の短い期間での契約が可能な賃貸物件です。
ウィークリーマンション・マンスリーマンションという名前で知られています。
一般的な賃貸物件は2年契約が多く、入居者側が途中解約したい場合は1ヶ月前までの申し入れが必要とされるのが一般的です。
長期の旅行や出張、仮住まいなどで身を置く場所を確保するには、一般賃貸の契約期間は長すぎます。かといってホテルに滞在するとお金がかかりすぎてしまいますね。
このような短い期間の生活の場所を探しているなら、短期賃貸がおすすめです。

 短期賃貸
(ウィークリー・マンスリーなど) 
一般賃貸 
契約期間 1日〜(マンスリーは30日~) 2年更新が多い 
敷金・礼金等 不要の場合が多い 家賃の2~6ヶ月分 ※地域によって異なる 
保証人 不要の場合もある 必要 ※保証人がいない場合は保証会社を利用 
賃料支払いの タイミング 入居前に一括前払い ※分割払いに対応する物件もある 月ごとに次月分を前払い 
電気・水道・ガス 手続き不要、定額が多い 自分で契約し、使用料金を支払う 
家具家電 備え付け 自分で用意 

短期賃貸と一般賃貸の違いについておわかりいただけたと思いますが、では短期賃貸にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 
短期賃貸の特徴と共に解説していきたいと思います。 

メリット1.一般賃貸より入居審査が通りやすい 

一般賃貸に比べて契約期間が短いため、家賃未収のリスクが低いのが短期賃貸です。
そのため入居審査もシンプルで、基本的な身元確認で済む場合がほとんどです。
例えばフリーランスで定収入がない・連帯保証人となる人がいないなど、一般賃貸の入居審査が通りにくい人でも入居しやすいのが短期賃貸です。
一般賃貸では入居審査を慎重に行うため、契約までに住民票や源泉徴収票、通帳のコピーなど、さまざまな書類を提出するよう求められます。
一方、短期賃貸の申し込み時に必要な書類は、顔写真付きの身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)、済むのが一般的です。

メリット2.手続きが簡単

一般賃貸では入居審査に約1週間、さらに契約から入居までに約1週間と、約2週間の余裕を見て引っ越しの計画を立てなければいけません。しかし短期賃貸では入居審査に時間がかからず、申し込みから契約・入居までスピーディに進むのでその点がメリットです。
また、短期賃貸は電気・水道・ガスなどのライフラインを個別に契約することなく、入居してすぐに使用できるようにしてあります。
そのため、一般賃貸に入居するときのように、電気・水道・ガスの開通手続きや立会いに時間を取られることがありません。

メリット3.賃料以外の費用がほとんどかからない

一般賃貸では敷金・礼金や保証金などの形で、賃料以外にも多額の初期費用が必要です。その額は地域にもよりますが、賃料の2~6ヶ月分ほどかかります。
また、それらとは別に不動産管理会社に支払う仲介手数料も賃料の0.5~1ヶ月分ほど必要です。
短期賃貸は敷金・礼金無料の物件が主流で、初期費用がかからないことが一般的です。
一般賃貸を短期で契約すると敷金・礼金の負担が大きいため、限られた期間で住まいを探すなら短期賃貸がおすすめです。
また、電気・ガス・水道などの光熱費は定額か賃料に含まれる場合が多いため、うっかり使いすぎて想定外の支出が発生するという心配がありません。

メリット4.家具家電が付いている 

スピーディに入居できるのが魅力の短期賃貸は、家具家電付きの物件がほとんどです。
ホテルに泊まるような少ない荷物で入居できるので、気軽に引っ越しを決断できるのが嬉しいですね。
冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの家電を揃えるなら、中古品で節約しても5万円以上の予算が必要です。
またインテリアはお部屋に合わせたデザインを選びたいので、仮住まいの段階でベッドやソファを購入するのもためらわれます。
短期賃貸ではこれらの家具家電の購入費用がかからず、一般賃貸に引っ越すよりも低コストで新生活を始めることができます。

短期賃貸のおすすめ活用シーン

「一般賃貸では契約期間が長すぎて気軽に利用できない」「ホテルでは贅沢すぎるし落ち着かない」といった場合、短期賃貸をおすすめします。
では短期賃貸を利用している人の具体的な活用方法をご紹介しましょう。

中長期の出張や研修のとき

1週間以上の中長期の出張が多いビジネスマンは、滞在場所として短期賃貸を上手に活用しています。
ホテルでの滞在は外食が多くなり、コスト面でも健康面でも不安がありますね。短期賃貸では自炊ができるので、自宅と同じように生活できます。
また、新人研修期間中のみ短期賃貸を借り上げて、研修中の社員のための社員寮としている会社もあります。中長期であれば、一般賃貸を借り上げるより費用・管理コストがかからず効率的です。

大学受験や就職活動のとき

東京や大阪など、大都市の大学を複数受験する地方在住の高校生なら、試験期間中、短期賃貸に滞在するのもおすすめです。
早めに入居して受験会場への道のりを確認したり、一人の部屋で勉強の追い込みをしたりと、時間的・精神的に余裕を持った状態で試験当日を迎えることができます。
就職活動中の学生も、短期賃貸に拠点を構えることで万全の体制で企業訪問にのぞめます。
またこのような短期滞在の経験が、疑似一人暮らしの体験ともなり、進学や就職が決まった後の一人暮らしにも生かされますね。

建て替えやリフォームするとき(仮住まい) 

家の建て替えやリフォームの際は、2~6ヶ月ほど仮住まいする場所が必要です。
一般賃貸では短期間の契約を喜ばないオーナーが多く、広さや利便性まで考慮すると、なかなか良い条件の物件が見つかりません。
オーナーと交渉して短期間の契約を取り付けたとしても、敷金・礼金等は通常契約と同じ金額を求められます。
一方、短期賃貸をターゲットに仮住まいを探せば、豊富な物件の中から条件の良い物件を選ぶことができます。
短期賃貸は敷金・礼金等がかからない物件がほとんどなので、「3ヶ月の仮住まいのために3ヶ月分の賃料+3ヶ月分の敷金・礼金を支払う」といった無駄が生じません。

はじめての一人暮らしをするとき

大学受験の日程によっては、合格発表後に部屋を探すとなかなか空き部屋が見つからなかったり、年度末から年度初めにかけても空き部屋が見つからない場合があります。新しい部屋を探し、引っ越しを手配して、家具家電の購入に走り回るには時間が足りないこともあるでしょう。
慌てて一般賃貸を契約すると、治安の悪い地域だったり相場より高い賃料だったりして後悔するかもしれません。
日程に余裕がない場合は一度短期賃貸に入居して、落ち着いて一般賃貸のお部屋を探すという手もあります。
またはじめての一人暮らしでは、家電家具も揃える必要があるでしょう。短期賃貸物件であれば、これらが備わっているため、家電家具を購入する時間や費用がなくても一人暮らしができます。

お試し住まいをしてみたいとき

女性の一人暮らしで新しいお部屋を探す際は、治安の良い地域かどうか特に気になると思います。
また新婚カップルが新居を構える際は、将来の子育てがしやすい地域かどうか確かめてから引っ越したいと言う方が多いです。
このように、実際に住んでみなければわからない治安の良さや利便性を確かめるには、短期賃貸でのお試し住まいがおすすめです。
賃料の高いハイグレードマンションには、短期賃貸で事前に住み心地を確認できるものもあります。

遠方にいる人の入院などで付き添いが必要なとき 

子どもたちが成人して家を出た後、大きな家を手放し利便性の良いマンションに引っ越す老夫婦も増えています。
子どもたちが滞在する部屋がなくなってしまいますが、帰省中は短期賃貸を利用するとホテルほどの負担がかからずにすみます。
また里帰り出産できない娘の通院・入院時の身の回りのサポートをするにあたり、娘夫婦の住まいに滞在できない場合に短期賃貸を利用すると、ホテルに滞在するよりも負担が少なくてすみます。

長期旅行をするとき 

観光地をあちらこちらと周りたい場合、ホテルに滞在すると宿泊代がかなり高額になってしまいます。
しかし短期賃貸を利用すると、宿泊費を抑えられるので、観光や食事によりお金をかけられるでしょう。
短期賃貸なら自炊もできるので、外食に飽きても地元の食材を購入して自分で料理する楽しみや、食費を抑えることもできます。

契約するとき、4つの注意点 

短期賃貸の契約は一般賃貸に比べてシンプルかつスピーディに手続きができます。
そのため重要事項を見落としがちになり、そのまま契約してしまうと思わぬトラブルを招いてしまいます。
契約時には、特に次の4点について注意しましょう。

1)最初にまとまったお金が必要

短期賃貸は、契約期間の賃料を入居前に一括払いする物件がほとんどです。
長期の利用であればあるほど、最初にまとまった金額が必要になるので注意しましょう。
賃料のほかに、退去時のクリーニング費用や鍵の交換費用が必要な物件もあります。
必要な金額は前もって確認しておきましょう。

2)キャンセルや契約途中での退去で違約金が発生する場合がある 

契約期間中に短期賃貸を退去しなければならなくなったとき、前払いした賃料のうち退去後の分が返金されるとは限らず、違約金が発生する可能性もあります。
また入居前に事情が変わってキャンセルしたいときも、所定の違約金が必要となります。
キャンセルや途中退去による違約金などの取り決めは、物件や不動産管理会社によって異なりますので、契約書に明記されている内容を必ず確かめておきましょう。

3)電気・水道・ガス料金込みでない場合別途料金が発生する 

電気・水道・ガス料金のような光熱費は、賃料に含まれている物件もあれば、別途料金が発生する物件もあります。さらに、冬の間は別途暖房費を求められることもあります。
また、光熱費が定額の契約でも、常識外の使い方をすると追加費用を請求されることもあるので注意してください。
このほか、物件によっては布団のレンタル料やインターネット使用料が必要な場合もあります。別料金が発生するオプションのレンタル品も必ずチェックしておきましょう。

4)複数で入居する場合は追加料金が発生する 

短期賃貸は一般賃貸と違い、入居人数によって追加料金が必要となる場合があります。
1名あたりの割り増し料金や、寝具セットの追加レンタル料などが発生するので、カップルや友人同士で入居予定の場合は気を付けてください。
また物件によっては賃料だけでなく光熱費やクリーニング費用も割り増しとなることもあります。マンションの管理会社によっても異なりますので、その点もしっかり確認しておきましょう。

まとめ 

短期賃貸は一般賃貸に比べて、身軽に引っ越しでき、初期費用も抑えることができます。
交通網の発達とリモートワークの推進で日本全国を飛び回るビジネスマンが増えている昨今、短期賃貸の方が利便性の高いこともあります。また遠方での大学受験や、遠方にいる家族の入院の付き添い、長期国内旅行などにも短期賃貸は向いています。
豊富な物件の中から好みの短期賃貸物件を選べるようになった今、用途に合わせて短期賃貸を活用してみてはいかがでしょうか。

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