マンスリーマンション契約から退去までの流れ【Q&A付】

マンスリーマンションは、一般賃貸のマンションよりも比較的早めに契約手続きが完了する場合が多いため、入居まで1週間程度もあれば入居開始できる物件が数多くあります。
また、一般賃貸のマンションでは、礼金や敷金が必要な場合が多かったり、自分でライフラインの使用開始手続きをしなければならならないといったことが普通です。
しかし、マンスリーマンションは敷金・礼金が無いことも多いですし、ライフラインの使用開始手続きを行わなくても、入居してすぐにライフラインを使用できる場合が多いため、手間も時間もかかりません。

では、とても便利なマンスリーマンションはどのように探し、どのように契約をするのでしょうか?
ここでは、「マンスリーマンションの探し方」から、「契約の仕方」「退去」までの流れをまとめてみました。
後悔しない!失敗しない!満足できる!そんなマンスリーマンションライフに興味ある方必見です!!

マンスリーマンションの契約方法~入居から退去までの流れ~ 

入居から退去までの流れ

マンスリーマンションの契約はどのように行ったらよいのでしょうか?探し方や契約の注意点、退去するまでの流れについて解説します。

①入居物件を探す 

マンスリーマンションの物件探しは、インターネットがおすすめです。
マンスリーマンション×エリア(例:マンスリーマンション 東京)のキーワードで検索すると、不動産管理会社のサイトが表示されて物件を探すことができます。
また、一般賃貸のように全国の色々な不動産管理会社のマンスリーマンションを集めたポータルサイトもあります。ポータルサイトだと色々なサイトを見なくても一つのサイトで比較検討ができる為オススメです。

それらのサイトには、場所や広さ、料金など様々な情報と共にマンスリーマンションの物件がたくさん掲載されています。また、サイトによっては希望の沿線や最寄り駅・広さ・間取り・備え付けの家具・料金などをから絞り込み検索が出来るので、より希望にあった物件を探すことができます。

サイトでは、お部屋内の写真はもちろんのこと、地図付きの住所やお部屋のパノラマ写真、動画、シーツ交換や掃除のサービスなどの情報を見ることができる場合も多く、自宅や会社にいながらお部屋の下見ができます。

②空室状況の確認・予約

希望の物件が見つかったら、まず空室状況を確認しましょう。
ちなみにマンスリーマンションのポータルサイトWeekly&Monthlyでは、サイト上に空室状況カレンダーが表示されるので、空室のお部屋のみピンポイントですぐにお問い合わせが可能です。※一部のお部屋のみ
人気のある物件や時期によっては、申込みが殺到する場合もありますので、早めのお問い合わせをおすすめします。お問い合わせや見積もりだけであればもちろん無料です。

希望物件の空室を確認できたら正式にお部屋の予約をいれましょう。予約方法は各社によって様々で、メール(メールフォーム)や電話などで予約の連絡を行います。

③申込手続きを行う

予約の連絡後、正式な入居の申込手続きを行います。不動産管理会社によって入居の申込手続きの方法は異なります。
例としては、不動産管理会社から送られる「予約申込用フォーム」から契約者、入居者情報(必要に応じて身分証明書など)を送信すると申込手続きが完了というパターンや、不動産管理会社が用意した紙の入居申込書で申込を行うというパターンなど様々です。入居申込にあたっては申込者の名前や住所、携帯電話番号の他に、緊急連絡先を求められることがあります。

緊急連絡先とは、申込者と連絡がつかなかった場合の連絡先です。親兄弟や配偶者などの中で、日中連絡がつきやすい連絡先を書くのが望ましいでしょう。
身分証明書の写しは不動産管理会社によって異なりますが、一般的には下記のような写真付きの公的な身分証明書の写しが求められます。

  • 運転免許証
  • 写真付きのマイナンバーカード
  • パスポート
  • 法人の場合は、謄本など

提出した申込書や身分証明書で審査され無事に通過すると、いよいよ契約となります。
契約書の送付方法は郵送・メール・電子サインなど不動産管理会社によって異なります。会社によっては入居申込書と契約書の送付・提出が同じタイミングである場合もあります。

④利用料金を支払う

契約の取り交わし後、利用料金の支払いをすれば契約手続きが完了します。
ただ、利用料金の支払いのタイミングは各社によって異なりますので、契約前に必ず確認しましょう!

支払方法は、現金や銀行振込、クレジットカード決済が一般的です。
利用料金の支払いが確認されないと鍵の受け渡しが行われない場合がほとんどですので、もし入居希望日まで時間がない場合には、不動産管理会社へ確認しましょう。

ただし銀行振込みでも、期日内に振込みをした証拠を提出すれば対応できる場合もあります。
可能かどうかは、不動産管理会社に確認しましょう。

⑤鍵の受け渡し

鍵については、鍵やカードキーの貸与・暗証番号による通知、スマートロックなど、物件によって異なります。
鍵やカードキーであれば郵送や担当者からの手渡し、現地でのキーボックス・ポストでの受け取り、暗証番号であればメールや郵送での連絡、スマートロックであればメールで認証用のURLが送られてくるのが一般的です。

チェックインできる時間や方法は、事前に案内されるのでよく読んでおきましょう。
またチェックイン時間より先にチェックインすると、思わぬ追加料金を請求される場合もありますので注意が必要です。

⑥入居

入居したら設備や備品を確認しましょう。エアコンや電子レンジ、ガスレンジが稼働するかどうか、トイレの水がきちんと流れるかどうかなど水回りも確認しましょう。

また、家具の椅子やキッチンに備え付けの食器やカトラリー、ベットのシーツや毛布の数も確認します。
汚れや目立った傷がないか、壊れていないかなども確認しましょう。もし案内された数よりも少ない、または壊れていたり汚れていたりしたら、すぐに指定の連絡先に連絡しましょう。

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⑦退去

退去するときはできる限り片付けや掃除をしましょう。これは不動産管理会社のためでもありますが、忘れ物がないかの確認にもなります。貴重品をなくすとトラブルになることもありますし、持ち込んだ家電やゴミを残したままだと、処分費用を後日請求される場合もあります。

またカードキーなどの貸与物は、マンスリーマンションの不動産管理会社宛に郵送もしくは利用したお部屋のポストに返却する場合が多く、退去時に不動産管理会社の立ち会いがあるのはごくまれです。

マンスリーマンション契約に関するQ&A 

マンスリーマンション契約は、一般賃貸のマンションを借りる場合と異なり礼金も敷金も不要な場合がほとんど、自分でライフラインの使用開始手続きもする必要もないというメリットがあります。

このように手軽に契約できるマンスリーマンション契約ですが、どのようなことに注意が必要なのでしょうか?
よくある質問をまとめました。

Q) そもそもマンスリーマンション契約とは?一般賃貸と契約形態が違うの? 

マンスリーマンションの契約:定期賃貸借契約もしくは建物一時使用賃貸借契約
一般賃貸のマンションの契約:普通借家契約

大きな違いは、自動更新がされるかそうでないかです。
普通借家契約の場合、借り主である入居者が解約したいと言わない限りは、契約期間が満了したら契約が自動更新されるのが一般的です。

しかし定期賃貸借契約は自動更新されません。
契約期間が満了したら、借り主である入居者は退去しなければなりません。引き続き借りるためには再度契約手続きをするか、延長申請をする必要があります。

※民泊やホテルなどをマンスリーマンションとして貸している場合もあります。

Q) 契約の延長はできるのか? 

契約期間を延長して入居したい場合、まずは不動産管理会社にお問い合わせしてみましょう。
次の予約状況や不動産管理会社の方針により延長ができる場合とできない場合どちらもあります。

延長(再契約)の場合、レンタル品の使用や利用料金などの条件が変わることもありますので、その点もしっかり確認をしておきましょう。

Q) 契約するとき審査はあるのか? 

契約時には簡単な入居審査がある場合もありますが、それは、誰が借り主なのかを特定するのが主な目的である場合が多く、一般賃貸物件を借りる場合よりもずっと審査に通過しやすいことが多いです。

Q) クレジットカードなし、連帯保証人なしでも契約できるのか?

連帯保証人なしで契約できる場合も多くあります。
マンスリーマンションの利用料金は入居前の一括前払いが必須であることが多いので、家賃を滞納するリスクが少ないということもあるからです。

また連帯保証人を必要とする場合でも、クレジットカードがあれば連帯保証人は不要となる場合も少なくありません。
さらには、クレジットカードなし連帯保証人なしでも、代わりに契約してくれる人や会社があれば契約が可能となる場合があります。
事前に不動産管理会社に確認しておきましょう。

Q) 未成年の場合、契約時に保証人や親の同意書など必要なのか? 

未成年本人が契約する場合には、一般的に親(保護者)の同意書か保証人などが必要になります。
もしくは親が契約をすることで入居可能な場合もあります。
不動産管理会社に確認しておきましょう。

未成年でも結婚の経験があれば、離婚していても、法的には成年と同じに扱われ親の同意は不要です(成年擬制 民法753条)。
結婚は保護者から独立して新しく戸籍を作ることから、社会人として生活できるほど成熟していると判断されるからです。

Q) 契約の途中解約と返金はできるのか? 

契約の途中解約ができるかどうかは、契約時の取り決め内容次第です。
途中解約の予告期間を設けて(例えば解約希望日の1ヶ月前までに申し出ることなど)途中解約に応じてもらえる場合や、解約日から契約満了日までの日数に応じて(上限あり)違約金を支払えば解約可能という場合、中には解約手続きを行っても返金は行わない場合など不動産管理会社によって様々です。

契約完了前にしっかりと入居後のキャンセルポリシーの確認を行う事が大事です。

Q) 入居人数は途中で変更できるのか?

不動産管理会社や物件によって異なります。
追加人数分の賃料や光熱費を追加で支払えば入居人数を増やすことができる場合もあります。
一般的には、入居者の人数や入居期間によって料金が決められているので、入居時のそのままの料金で入居人数を増やせることはほとんどないでしょう。

まとめ 

マンスリーマンションは普通に一般賃貸物件を借りる場合と比べて審査も通りやすく、すぐに入居して手軽に新生活を始められるメリットがあります。
しかし契約期間が満了したら退去するのが原則です。

短期から長期まで、入居者の都合に合わせて契約期間を決めることができ、敷金・礼金、家具家電の準備などの初期費用を気にすることなく利用できるマンスリーマンションは、通院・通学・受験・出張・住み替えなどの様々なシーンに合わせて上手に活用しましょう。

この記事を書いた人
スタッフ

W&Mジャーナル編集部。日本全国のウィークリーマンション ・マンスリーマンションを紹介することに全力を注ぐ。テレワークやワーケーションといったビジネス利用から、通院、受験、住み替えの際の仮住まいなどで利用できるお部屋を日々ウォッチングしてご紹介。

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