2019【移住したい県】ランキング&なぜ人気か魅力や注意点を解説

認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が行う「移住希望地域ランキング」より、人気の移住先とその理由や魅力をまとめました。移住する際には注意点や確認すべきポイントも調べておきましょう。

2019年 移住したい県人気ランキング

2020年2月に、地方移住を希望する都市住民と全国の地方自治体とのマッチングを行う認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが公開した、「2019年の移住相談の傾向、ならびに移住希望地域ランキング」をまとめました。

新型コロナウイルスの影響もあり、例年通り2月に2020年版が公表されるか気になるところですが、昨年は緊急事態宣言などによりテレワークやワーケーションと共に、移住への関心が日に日に高まっていることが伺える一年でした。
現時点で公表されている中で最新の2019年のランキングを振り返ってみましょう。

2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
1位 山梨県 長野県 山梨県 長野県 長野県 長野県
2位 長野県 山梨県 長野県 山梨県 静岡県 広島県
3位 岡山県 島根県 静岡県 静岡県 北海道 静岡県
4位 福島県 静岡県 広島県 広島県 山梨県 北海道
5位 新潟県 岡山県 福岡県 新潟県 新潟県 山梨県
2014年 2015年 2016年
1位 山梨県 長野県 山梨県
2位 長野県 山梨県 長野県
3位 岡山県 島根県 静岡県
4位 福島県 静岡県 広島県
5位 新潟県 岡山県 福岡県
2017年 2018年 2019年
1位 長野県 長野県 長野県
2位 山梨県 静岡県 広島県
3位 静岡県 北海道 静岡県
4位 広島県 山梨県 北海道
5位 新潟県 新潟県 山梨県

上記のように、長野県が3年連続1位の結果となりました。またその他の静岡県、北海道、山梨県も昨年に引き続きのランキング入りとなり、広島県は1年ぶりのランクインで2位という結果になりました。

上位はだいぶ固定されてきていますので、前回紹介しなかった「広島県」の魅力を中心に詳しく紹介していきます。

前回のランキングは下記からご参照いただけます

【1位】長野県

3年連続1位にランクインしている長野県は移住先として、とても人気のエリアであることがわかります。
過去を辿る限り少なくとも2009年から常に上位を維持しています。

長野県への移住についてのおすすめポイントなどは、前回の記事に詳細に記載しましたので是非ご覧ください。

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【2位】広島県

広島県は人口約281万人の県で、中国・四国地方では最大の政令指定都市です。
中国山地を挟んで、日本海側と瀬戸内海側では気候が違うといった特徴があります。
都市としての利便性と自然豊かな環境の両方を兼ね備えている点が魅力的です。

また、広島県は交通の利便性が良く、新幹線では大阪・名古屋・東京・九州へ、広島空港からは東京(羽田)・札幌(新千歳)・沖縄(那覇)・仙台・成田・アジア各国へ、陸路ではしまなみ海道で四国へアクセスしやすい点なども魅力です。

観光では嚴島神社がある宮島が人気で、牡蠣・広島風お好み焼き・あなごめしなどの名物グルメも有名です。
そんな広島県が実施している代表的な支援制度は以下の通りです。

  • ひろびろ(広島県)
    広島移住の情報発信サイトでLINEなどによる問合せも可能
  • イクちゃんネット(広島県)
    広島県の子育て情報発信サイト
  • 片道交通費支援制度(広島県)
    東京圏からの移住予定者に、移住前の調査・就職・引越しに関わる費用の支援
  • 空き家バンク(広島県)
    広島県内23市町村の空き物件を紹介
  • 三世代同居・近居支援事業(広島市)
    小学生以下の子どものいる世帯が、広島市内に住む親元と同居・近居を始める場合、引越し費用等の半分を助成(上限10万円)
  • ひろしま活力農業経営者育成事業(広島市)
    若い人材への就農支援
  • 漁師弟子入り体験(呉市)
    新たに漁師を職業とし、漁業地域への定着を予定している方に、漁業体験を実施
  • 子育て支援(竹原市)
    18歳未満の子どもを3人以上扶養している場合は、保育料や医療費を助成
  • 子育て世帯向け地域優良賃貸住宅(竹原市)
    中所得者向けの住宅で所得に応じた家賃助成や、市外からの入居は抽選倍率を優遇

広島県のランキングの特徴は、20代〜50代の幅広い年代で3位内にランクインしている点です。
前項で紹介した以外にも子育てや就活などの県内全域・市の支援が充実していたり、相談窓口が設けられていたり、自治体が移住に積極的であることも人気の理由と考えられます。

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【3位】静岡県

静岡県も5年連続ランクインと、注目度が上がっていることが伺えます。
静岡県への移住についてのおすすめポイントなどは、前回の記事に詳細に記載しましたので是非ご覧ください。

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【4位】北海道

観光で大人気の北海道は2年連続のランクイン。
今まで移住ランキングの上位に上がってこなかったのは、やはり冬の厳しさのイメージでしょうか。
北海道への移住についてのおすすめポイントなどは、前回の記事に詳細に記載しましたので是非ご覧ください。

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【5位】山梨県

今回は5位となりましたが、山梨県は常に上位にランクインしている人気のエリアです。
山梨県への移住についてのおすすめポイントなどは、前回の記事に詳細に記載しましたので是非ご覧ください。

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移住の注意点やトラブル事例

移住の前に考慮しておいた方が良いことは以下の通りです。

  1. 仕事や求人があるか
  2. 学校や病院が近くにあるか
  3. 日常生活の利便性
  4. 地域の特色を把握
  5. 生活費の把握

1) 仕事や求人があるか

まずは、希望する仕事や求人があるかを確認します。
移住を求めている地域とはいえ、自分がやりたい仕事・やれる仕事が豊富にあるとは限りません。
そのため、どのような仕事・求人があるかは事前に調べておき、自分が働くイメージが湧くかどうか確認しておきましょう。

2) 学校や病院が近くにあるか

特に、子育て世代は学校や病院が近くにあるか必ずチェックしましょう。
都心と違い、「学校や病院までバスで○○分」などは珍しくないため、きちんと確認してから移住しないと、もしもの時に困ることになります。

3) 日常生活の利便性

また、学校や病院以外にスーパーなども近くにない可能性があります。
例えば「車が必須なものの妻は免許を持っていない…」となると日常生活に支障をきたしてしまいます。
そのため、日常生活に必要な施設が生活圏内にあるかは調べておくべきでしょう。

4) 地域の特色を把握

また、地方によっては都心と違い、地域のつながりが強固な場合があります。
たとえば、地域のイベントに強制参加のような地域だと、都心からの移住者は大きなギャップを感じ、場合によっては大きなストレスになりかねません。そのため、地域の特色は把握してから移住しましょう。

5) 生活費の把握

都心に比べると地方は生活費が安価なケースが多いです。
ただ、地方なので車が必須だったり、家賃以外の物価は意外と変わらなかったりということもあり得るので、生活費を把握しておくことも重要といえるでしょう。

移住する前にお試しで一度住んでみる、という選択肢

移住する際には前項のような注意点があります。
そのため、マンスリーマンションなどで一度試しに住んでみるのがベストでしょう。
一度住むことで、その地域の特性も分かりますし、生活のしやすさや費用面なども身をもって体験することができます。

また、全く知らないエリアに少しでも「住んでおく経験」を持つことで、仮にそのエリアは肌に合わなかったとしても今後の移住先を選ぶ上では大いに役立ちます。
下記リンクのように、マンスリーマンションを探す短期契約専門のサイトがあるので、仮住まいを探すなら、まずはお近くのマンスリーマンションを探してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
スタッフ

W&Mジャーナル編集部。日本全国のウィークリーマンション ・マンスリーマンションを紹介することに全力を注ぐ。テレワークやワーケーションといったビジネス利用から、通院、受験、住み替えの際の仮住まいなどで利用できるお部屋を日々ウォッチングしてご紹介。

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