【初めての】マンスリーマンション探し方完全ガイド《失敗しないコツ》

家具付きのところも多く、少ない荷物ですぐに新生活を始められるのが魅力のマンスリーマンション。初めて探す方はどうやって探したらいいか不安になる人もいるかもしれません。そこで、予算やこだわりに合った探し方や、居心地のいいマンスリーマンションの探し方を解説していきます。

マンスリーマンション探しが一般賃貸と違うところ

マンスリーマンションの物件探しは、一般賃貸とは違う点がいくつかあります。ここでは相違点と共に、部屋探しが失敗に終わらないようにするコツをご紹介します。

失敗しないためのコツと注意点5カ条

1) 内覧不可の物件が多いので、間取り、写真、立地でしっかり選ぶ
2) 地域の不動産屋より専門サイトで探す方が早い
3) 付いている家具・家電を必ず確認する
4) 初期費用を必ず確認する
5) 急ぐ場合は書類を早めに揃え、提出する

次に、上記5カ条についてをもっと詳しく説明していきます。

1)内覧不可の物件が多いので、間取り、写真、立地でしっかり選ぶ

一般賃貸の場合、ほとんどの方は内覧して(事前に部屋を見て)から契約をしますが、マンスリーマンションの場合、入居状況に関係なく掲載しており、希望したタイミングで空室とは限らないため、多くの物件は内覧ができません。

そのため、不動産管理会社のホームページやポータルサイトでマンスリーマンションの間取りや写真をしっかりチェックし、部屋の大きさを確認したり部屋の明るさや雰囲気も一緒に把握したりするようにしましょう。

実際に内覧したり現地に赴かず物件を決める場合は、サイトの地図やGoogle Mapsなどを利用して、物件の近隣の様子もチェックしておくようにしましょう。それほど長い期間ではないかもしれませんが、少しでも落ち着いた居心地のいい部屋に住めるようしっかりと事前チェックをしましょう。

2)地域の不動産屋より専門サイトで探す方が早い

マンスリーマンションを取り扱っている不動産会社は限られているため、専門サイトで探した方が希望の物件を早く見つけられるでしょう。マンスリーマンションは内覧もほとんどできませんし、現地まで行く必要もないので、専門サイトでの物件探しが一番手間を省けて便利です。

3)付いている家具・家電を必ず確認する

マンスリーマンションは大半が家具・家電付きで、少ない荷物で入居してもすぐに生活を始めることができます。ベッドや机、椅子などの家具と、エアコン、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などの家電製品が付いていて、生活に必要なものはだいたい揃っています(一部、洗濯機がない代わりにマンション内にコインランドリーを設置しているところもあります)。

ただし、物件によって付いている家具・家電は異なるので事前に必ず確認してください。例えば、部屋で勉強したり仕事をしたりする場合には、大きめの机やライトがあった方がいいですし、冷蔵庫の大きさやガスコンロの口数、洗濯機の設置場所、ドライヤーの有無など、ご自分の生活スタイルに合わせて調べておくことをおすすめします。事前に物件情報をチェックし、気になる点は物件の運営会社に問合わせるようにしましょう。

また布団がレンタルだったり、オプションとして洗剤やトイレットペーパーなどの生活用品を準備してもらえたりする物件もあります(布団や毛布等は、衛生上の問題もありレンタルするか、入居者に準備してもらうところもありますので事前に確認をしておきましょう)。食器も最低限は準備してあるところが多いですが、ない場合もあるため確認が必要です。

4)初期費用を必ず確認する

敷金、礼金、仲介手数料がかからないマンスリーマンションは、家具や家電を買う必要もないため、初期費用が少なくて済みます。しかし、賃料以外にかかるお金もあるため、初期費用は必ず確認してください。つまり、賃料だけで物件を比較せずに、滞在期間にかかる費用のトータルを考えて選ぶようにしましょう。


〇初期費用としてかかるもの
 1) 賃料
 2) 水道光熱費(物件によっては、賃料に含まれる場合もあり)
 3) 清掃費(退去後の清掃)

〇他にかかる場合があるもの
 ・管理費・共益費・保険金・手数料
 ・鍵交換費用
 ・オプション費用(布団のレンタルなど)や生活用品の準備費用
 ・インターネット接続費(賃料に含まれていることも多い)

不動産管理会社や物件によって、初期費用として払うものは異なります。また、一括で前払いをお願いされることが多いですが、滞在が1ヶ月を超えて長期になる場合は、賃料を分割払いできることもあります。支払い条件を確認して一括での支払いが難しいようでしたら、不動産管理会社にあらかじめ相談してみてください。

5)急ぐ場合は、書類を早めに揃え、提出する

マンスリーマンションは、一般賃貸のように契約のために不動産会社に出向く必要がありません。インターネットで物件の予約申し込みをしたら、不動産管理会社から契約に関する書類がメール、または郵送で送られてきます。

その契約書に記入し、身分証明書のコピー等を添付して、送り返す必要があります。身分証明書は顔写真付きのものしか認められない場合がほとんどです。また、契約者と入居者が異なる場合は両方の(場合によっては、学生証のコピーも)身分証明書、また、保証人が必要な物件は保証人の身分証明書も必要になります。それに加えてルームシェアをする場合には、入居者全員の身分証明書のコピーが必要になることが多いです。

急いで入居したい場合は、書類一式を早めに準備して手続きがスムーズに行えるようにしましょう。また、法人で契約する場合には会社概要が分かるものか登記簿謄本の写し、入居者全員の身分証明書のコピーが必要になるので事前に確認をしてください。

 【比較表付き】マンスリーマンションとは?費用や賃貸との違い、メリット・デメリット

マンスリーマンション探し方の手順

上記でお話をしたように、マンスリーマンションは専門ポータルサイトを使って探すのがおすすめです。ここでは、マンスリーマンションの専門サイトである「Weekly&Monthly」を使って、探し方の手順を解説していきます。こちらでは、スマートフォンを使って、お問合せまでの手順を解説します。

1)ポータルサイトで、条件を入れて探す

Weekly & Monthlyのポータルサイトでは、全国のウィークリーマンション、マンスリーマンションを紹介しています。エリア(都道府県名や市区町村、駅名など)や沿線、地図、こだわり条件などから探すことができるので便利です。

まずはトップ画面から、下記の2つのいずれかの方法で希望のエリアで絞り込んでいきます。

検索方法1)都道府県・市区町村や希望の駅を検索窓に入力する
トップページにある「住所」「駅名から探す」などの検索窓に希望の市区町村・駅などを入れていきます。
検索窓を利用する場合は、打ち込んでいる最中に候補が出るので、該当するものを選択すると楽です。

検索方法2)各エリア→各都道府県を選択する
検索窓下の、各エリアのボタンからエリアを絞り込むことも可能です。各エリア→各都道府県(例:関東→東京)で絞り込んでいきます。
絞り込んだあとは各都道府県のエリアページに移動します。

下記のような各都道府県のエリアページに移動した後は、さらに各都道府県のマンスリーマンションの住所、沿線、地図で絞り込んでいくことができます。

下は「地図から探す」で「千代田区」を選んだ場合です。オレンジのお家のマークをタップすると、物件詳細ページが見られます。中央に数字が書かれた黄色・青・赤の丸印は、近い場所にに複数物件があることを示しています。丸印をタップすると地図が拡大され、物件の位置の詳細がオレンジのお家のマークで表示されます。

同じように「沿線から探す」で検索をすると、JRや私鉄、東京メトロ、都営地下鉄などの路線ごとに物件を探すことができます。こちらは通勤や通学、受験などで、利用したい電車があらかじめ決まっている場合には便利です。

また、希望の地域に物件が複数ある場合は、こだわりの条件でさらに絞り込むこともできます。
物件一覧ページ上部に「選択条件変更」があるので、「さらに条件を表示」をタップします。

すると、「こだわり条件」や「平米数」「間取り」などの様々な追加条件を選択できるようになります。

希望の追加条件を選択した後は、「この条件で検索」ボタンを押すと追加条件にも当てはまるお部屋が更に絞り込まれます。

2)物件詳細情報の確認

物件の絞り込みができたら、気になる物件をいくつかピックアップして比較してみましょう。間取りや条件、備え付けの家具・家電などを細かくチェックしていきます。内覧はできないことが多いですし、家具・家電が入った状態だと間取りを見て想像していた広さより部屋が狭く感じることもあります。写真から部屋の大きさ、雰囲気などを確認しておくようにしましょう。

Weekly & Monthlyのポータルサイトでは、備え付けの家具や家電、食器や生活用品まで詳細を確認できますし、地図で場所や駅までのアクセスも確認できます。そのため確認項目のチェック忘れが少なくなるのでおすすめです。また、賃料や清掃料などの費用についても、必ずチェックするようにしてください 。

3)お問合せ・見積依頼

条件を確認し、お申込したい場合や、詳細の金額など物件についての疑問点を聞きたい場合はその物件のページにあるオレンジ色のボタン「お問合せ」をタップします。 お問合せは無料です。
ご希望の利用期間・利用人数、法人名・ 氏名 、メールアドレス、電話番号の必須項目を記入し送信すると物件の運営会社へ通知が届きます。

利用期間は、入力欄に直接入力するパターンとカレンダーから選択するパターンがあります。お問合せ画面の上部に空室カレンダーが表示されている場合は、カレンダーの「空室あり」の日をタップして選んでください。
駐車場を希望する場合には、車種などの詳細も併せて記載しましょう。

お問合せ内容の欄は必須ではありませんが、「このお部屋の空室状況が知りたい」や、「見積が欲しい」などのご用件や、ご予算・目的地・お部屋の設備条件などを記載し「他にもいい物件があれば紹介して欲しい」などご要望を詳しく記載することで、この後の物件運営会社の担当者とのやり取りがスムーズになります。
記載が終わったら「この内容で送信」をタップして、後は運営会社からの連絡を待つだけです。

ここでは、お問合せフォームを使った方法を解説しましたが、お急ぎの場合などはお電話でもお問合せが可能です。
※物件詳細ページにお電話番号表記がある場合に限ります。電話対応を受付けていない会社もあります。
※お電話でのお問い合わせは、物件詳細情報ページの運営会社の営業時間を確認してからお問い合わせしましょう。

番外編)Weekly&Monthlyの便利な機能のご紹介

お問合せしたい物件が複数ある場合や、何件も見ているうちに気になる物件がどれだったか分からなくなってしまうこともあると思います。そんな時は、「閲覧履歴」を利用してください。

スマホ・PCともに右上の「閲覧履歴」に、最大30件まで自動で履歴が残ります。(30件以上閲覧した場合は、閲覧日時が古い順から削除されていきます)最大5件まで、まとめてお問合せが可能です。

4)物件の運営会社からのご連絡~ご入居までの手続き

お電話またはメールで物件情報や見積などの連絡がきます。お問合せした内容以外に気になることや疑問点があれば、この時に確認して解消しましょう。 検討してから運営会社へ再度連絡する場合には、物件の運営会社から届いたメールへ返信、またはかかってきた電話番号にかけなおしてください。

お申込を決めた場合は、物件の運営会社に指定された方法でお申込手続きを進めてください。
運営会社によってこの後の対応・流れは異なりますが、一般的には申込み確定の連絡が入り、請求書と契約書の案内があります。契約書はメールに添付されて自分でダウンロードする場合と、郵送で送られてくる場合があります。
契約書を記入し、入居者全員の身分証明書のコピー等必要書類と一緒に送り、初期費用としてかかるお金を振り込みます。
申込書類と身分証明書をもとに運営会社で簡単な審査を行い、入金確認と契約書の取り交わしが終わったら契約完了です。入居前に部屋番号や設備利用の案内と鍵情報などの連絡があり、無事入居となります。

お気に入り物件がみつからなかった… やっぱり検索方法が分からない…

「ポータルサイトにお気に入りの物件がない」、「いっぱい物件がありすぎて絞り込めない」、「うまく検索できない」という方も諦めないでください。そんな時は、Weekly& Monthlyの物件リクエストのページから、ご希望条件をお伝えください。ご希望に近い物件をWeekly& Monthlyが代わってお探しします!ご希望に近い物件が見つかった場合は、物件の運営会社からお部屋のご紹介のご連絡がきます。

まとめ

マンスリーマンションの探し方についてご紹介いたしました。いい物件に出会うためには、マンスリーマンションの専門サイトで写真や条件を丁寧に確認するのがコツです。特に初期費用は、物件や運営会社によって費用の条件が異なるので、必ず確認しましょう。

この記事を書いた人
スタッフ

W&Mジャーナル編集部。日本全国のウィークリーマンション ・マンスリーマンションを紹介することに全力を注ぐ。テレワークやワーケーションといったビジネス利用から、通院、受験、住み替えの際の仮住まいなどで利用できるお部屋を日々ウォッチングしてご紹介。

ブランド古着宅配買取ブランド古着宅配買取

RECOMMEND