札幌時計台

札幌の観光スポット「札幌時計台」とは?魅力と行き方をご紹介

札幌の観光スポットとして紹介されることの多い「札幌時計台」。
実際に訪れると意外に小さく、ビルの谷間にひっそりと存在していますが、北海道の歴史に大きな存在感を示しています。
札幌に滞在するからには、やはり一度は行ってみたい札幌時計台、その歴史と行き方をご紹介します!

札幌時計台の歴史

明治初期の木造洋風建築で1970年には国の重要文化財に認定されました。
生まれも育ちも札幌の筆者にとっても、札幌市民のTHE シンボル!的な、みるとほっとするようなそんな存在です。

時計台の歴史は、1876年からはじまり、北海道大学の前身である札幌農学校の中央講堂として開校されました。札幌時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」。
当初、演武場には時計塔はなく(シンボルとも言える時計部分ですね)、授業の開始や終了を告げる小さな鐘楼が屋根の上にあったそう。
札幌農学校演武場の完成式に出席した開拓長官、黒田清隆の指示で時計塔を設置することが決まったと言われています。

そして、1878年10月25日、ホイーラー教頭はアメリカ合衆国ニューヨーク市ハワード時計商会に塔時計を注文しました。

ホイーラー教頭って誰?と思った方。
この方は、「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」で有名な札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭クラーク博士のあとを、継いで2代目教頭となった人物で、ホイーラ教頭が基本構想図を作ったと言われています。

時計機械が、ニューヨークからはるばる海を渡って来たことを考えるとロマンですね。

時計機械の実寸大レプリカ。実際に動いているところも見ることができます。

しかし、ニューヨーク市ハワード商会から届いた時計機械が予想以上に大きいもので、鐘楼に設置できないことがわかったそうで、完成間もない演武場に時計塔を作り直し、時計機械が据え付けられました。

時計機械
どーん!時計塔。確かに大きい…

こうして1881年、時計の針は動き出し、139年以上の時を刻み続けている日本最古の塔時計です。

時計台の中は入ることができて、中には詳しい札幌時計台の歴史を知ることのできるパネルや模型などがあるので、ぜひ札幌にお越しの際は訪れてみてはいかががでしょう。

札幌のシンボル、これからも大切にしたいものです。

札幌時計台への行き方

さて、札幌時計台への行き方ですが、オススメの方法は、雨が降っても、雪が降っても平気な地下歩行空間を通って行く方法!大通方面へ約10分程歩き、9番出口を出る方法がおすすめです。
地下歩行空間、略して「チカホ」。

建設当初は色々反対の声もあったのですが、いまでは通学も通勤も観光客の方にも札幌駅〜大通駅〜すすきの駅まで便利に行き来できるなくてはならないものになっています。
お店もたくさん増え、イベントなどもやっているので、飽きることなく歩けます。

大通方面からだと、地下鉄大通駅から地上にあがるとすぐに大通公園にでれますので、そこから徒歩5分程で札幌時計台へいくことができます。

地下歩行空間「チカホ」
地下歩行空間

スポット名 :札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)
場   所 :札幌市中央区北1条西2丁目(札幌駅南口徒歩約10分)
開館時間:8:45~17:10(入館は17:00まで)
観覧料:大人個人200円(高校生以下無料)
WEBサイト:http://sapporoshi-tokeidai.jp/

札幌時計台近くの大通駅・札幌駅エリアのウィークリーマンション 、マンスリーマンションもたくさん掲載していますので、観光に出張に是非ご利用ください。

この記事を書いた人
スタッフ

W&Mジャーナル編集部。日本全国のウィークリーマンション ・マンスリーマンションを紹介することに全力を注ぐ。テレワークやワーケーションといったビジネス利用から、通院、受験、住み替えの際の仮住まいなどで利用できるお部屋を日々ウォッチングしてご紹介。

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