【実体験からレポート】女性の一人暮らしでも安心のマンスリーマンションの条件とは?部屋探しのポイントを紹介
実際にマンスリーを利用しているW&Mの女性スタッフMarie(マリー)が、マンスリーマンションを借りるときに注意して見ているポイントを公開!
筆者は主に不動産会社が運営するマンスリーマンションを利用しているので、この記事ではそういった場合に確認しているポイントをご紹介します。ホテルなどの宿泊事業者が運営する施設ではまた条件が異なりますので、ご了承ください。
筆者がマンスリーを探す際にいつも気にしているポイントをお伝えしたいと思います!
目次
1. 予算とのバランス
札幌エリアで探すとしたら、ワンルーム・1K・1DKのマンスリーマンション1ヶ月当たりの費用感は10万円前後が目安ライン。女性のひとり暮らしで、セキュリティ面も考慮してある程度のクオリティを求めたいとなると、10万円~が相場です。
※2021年10月時点で個人が感じている金額感です。地域によって相場は異なりますのでご注意ください。
賃貸のお部屋探しと一緒で、極端に安いお部屋は他の利用者のマナーが悪かったり、部屋の設備や備品が不十分だったりするので、1泊2泊なら気にならないかもしれませんが、1ヶ月以上住むことを考えて候補から外すこともあります。
参考に過去に利用したお部屋の1ヶ月あたりの費用感はこちら
● 札幌市中央区(東西線沿線、駅から徒歩1分)の物件
その他条件:1LDK 、オートロック、防犯カメラ、モニタ付インターホン
夏の1ヶ月の利用で 118,000円(税込) ※キャンペーン適用価格です
●札幌市中央区(東西線沿線、駅から徒歩4分 )の物件
その他条件:1LDK 、カードキー
夏の1ヶ月の利用で 106,400円(税込)
●札幌市中央区(南北線沿線、駅から徒歩4分)の物件
その他条件:1LDK、電子キー、オートロック
夏の2ヶ月の利用で 22万2,500円(税込)(ひと月あたり111,250円)
2. 立地と治安(なるべく駅チカ、ストリートビューで確認)
これから数ヶ月住むことになる部屋なので、費用の次に立地と治安を確認します。
札幌の中心部はマンスリーマンションがたくさんあり、駅チカ物件もそう高くなく契約できます。
毎日の通勤には地下鉄を利用して、ドアtoドアで30分以内の通勤時間の人も珍しくありません。
駅までなるべく歩きたくないので、駅チカ(徒歩7分以内)はマストで探します。
それと同じくらい注意したいのが治安です。
駅から近くても、帰り道が暗いとか人通りがまったくないとか、実際に身の危険を感じるまでいかずとも、道中が怖くて地味にストレスを感じる物件もありました。
マンスリーマンションは内覧ができないことが多いので、はじめて住むエリアであれば尚更、事前にGoogleストリートビューでマンション付近の様子や駅からのルートなどを確認した方が安心です。
※マンスリーマンションは1ヶ月~数ヶ月ごとに住人が入れ替わるので、タイミングによっては部屋が空いていない場合もあります。また遠方から利用する場合は、単純に何回も現地に行って確認する費用も時間も惜しいので、ほぼ内覧せずに入居します。
3. 物件のセキュリティ(モニタ付きインターホン、オートロック、鍵)
インターホンはモニタ有り・無しの両方の部屋を利用しましたが、圧倒的にモニタ付きが良いです。
特に自宅で食事の出前を利用したり、amazonや楽天などの通販を利用したりする機会が多いと、応対するときの安心感が違います。
また、最近はマンスリーマンションも電子キーやスマートロックのお部屋が多いですが、稀に物理キーの場合もあるので鍵の受け渡し方法とあわせて確認します。
4. プラスα(設備・部屋の階数)
マンスリーマンションの基本設備はどこも似たようなもので(よほど高級なマンションじゃない限りは)、少ない荷物で入居してすぐ暮らしていける最低限の家具家電が付いています。
標準的な設備は、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ポット・ケトル、ベッド、掃除機など。
上記の家具家電がひと通りあれば一人暮らしにはそれほど困らないので、まずこれらが設置されているかどうかを確認します。まれに洗濯機が無い物件でコインランドリーの利用が必須だったり、バルコニーに洗濯機が設置されている物件もあるので要注意です。筆者は洗濯機が室内に無い時点で選択肢から除外しています。
さらに調理器具や食器類が付いているかどうか、寝具類のオプションがあるかどうかも確認します。
マンスリーの運営会社によって、簡単な調理器具や食器の用意がある場合もあれば、オプション契約が必要で別途費用がかかる場合もあります。調理器具や食器は使う前によく洗えば衛生面もそれほど気にならないので、できるだけ無料で調理器具が使える物件を選択したいのが本音です。
また寝具についてもオプション契約の場合が多いので、その内容と料金を確認します。
そのほか、タオルやバスマットが必要な場合は、オプション提供があるのかどうか金額と合わせて確認が必要です。
お部屋の階数はなかなか指定できるものではないですが、もし事前に確認可能な場合は運営会社の方に聞いてみます。
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5. 運営会社が信頼できる会社かどうか
上記に諸々注意したい点を挙げましたが、実際にやり取りする運営会社や担当者の方が信頼できるかどうかも重要な条件です。
マンスリーマンションの契約は、家具家電など一式が付いている部屋ということもあり、通常賃貸の契約よりも1ヶ月あたりの費用はかかります。事前にきちんとした契約を結び、少なくない金額を前払いする必要があるので、きちんとした会社かどうか、万一トラブルがあった場合に問題なく対応してくれそうか、という点も判断材料のひとつになります。
マンスリーの物件探しの際に、どんな目的で利用するのか(出張なのか、帰省なのか、通学なのか..etc)、こだわり条件の優先順位などを管理会社の方に伝えられる範囲で伝えておくと、希望条件により近い物件を提案してくださる方が多く、筆者的にはそういった会社は信頼できそうだなと判断しています。
あまり無理を言わず、お互いコミュニケーションを取りやすい状況をつくると、入居後になにかあった際にも相談の連絡がしやすくなります。
6. 自分で用意しているもの
大量のハンガー&部屋干し用のピンチハンガー
洋服を掛けるハンガーが用意されていなかったり、数が少ないことが多く、結局自前で用意しています。
同じく、ピンチ付きの小物を沢山干せるハンガーも用意されていないことが多いです。
タオル&バスタオル
まれに用意されていたり、オプション契約で手配可能なこともありますが、筆者は使い心地が自分好みのタオルを持参しています。
その他消耗品
シャンプーや洗剤などの消耗品は用意されていないことも多いので、入居してから近くのドラッグストアやスーパーで購入しています。物件の近くに気軽に買い物ができる場所があるとすごく便利です。
7. こんなときは運営会社に確認
マンスリーを利用していて、筆者はこれまで特に大きなトラブルは無かったですが、下記のような場合はすぐに管理会社に連絡、相談するようにしています。
- 清掃が十分されていない
- 浴室が汚い、排水溝が詰まっている
- 家具家電などの設備が壊れている
かなり稀ですが清掃の対応漏れや確認漏れの場合もあり、その場合は再手配するなど管理会社の方が親身に対応してくださる場合が多いです。
まとめ
マンスリーマンションを探す際は、通常の賃貸の部屋ほど長期利用にはならないので妥協できる部分は妥協して、費用が高くなりすぎないようにするのがポイントです。
はじめて契約する場合は、マンスリーの運営会社の方に分からないことを確認して不安を解消しておくと、当日安心して入居することができます。地域の情報なども質問すると親切に教えてくれる方が多いので、契約のやり取りの中で少し聞いてみるのもおすすめです。
- この記事を書いた人
- Marie(マリー)
W&Mスタッフ。自分でもマンスリーを利用しています。 主に札幌で活動中。
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