家具家電付きのマンスリーマンション

マンスリーマンションはやばい・危ない?評判や注意点とは

マンスリーマンションって、「なんか怪しい…」「安全面は大丈夫?」など「マンスリーマンションって本当に大丈夫なの?」と不安に思う方も少なくないようです。

しかし、「マンスリーマンションは借りない方が良いのか」と言われれば全くそんなことはありません

2年契約の通常賃貸と比べると、初期費用や契約面、また期間を自由に決められる点でも短期間だけ住む人にはメリットが多いのが事実です。

では、なぜ「マンスリーマンションはやばい」という評判があるのかを見ていきましょう。

賃貸と比べた時のマンスリーマンションの注意点

通常の賃貸(2年契約)とマンスリーマンションを比べた時にデメリットや注意したい点としてあげられるのは以下の点です。

  • 一般的な賃貸と比べると家賃が高い(光熱費込みの為、賃貸よりは高くなるケースが多い)
  • 内見ができない(空室の場合は対応してくれる部屋もある)
  • 住民票が移せない場合が多い(期間によって移せる場合もある)
  • 途中解約した時に返金されない可能性(管理会社によって返金してくれる場合もある)
  • 家賃は基本的に一括前払いが多い(クレジット決済やリピーターの場合分割できる場合もある)

一般賃貸と比べて家賃が高い

家賃が高いのは、水道光熱費・家具家電・ネット利用料が込みのお部屋が多いことがあげられます。

  • 水道光熱費込み
  • テレビ/冷蔵庫/洗濯機/ベッドなどの家具や家電が備え付け
  • インターネット利用料が込み
  • 水道/電気/ガス/ネット回線の開通手続きをしなくて良い

その為、「月額利用料が高くてやばい」といった声が聞かれるようです。
しかし、よくよく考えると一般賃貸の場合は、水道光熱費やインターネット利用にも別に費用がかかるのと家具や家電を自分で購入しなければならない為、暮らし方によっては得になることも。

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マンスリーマンションは内見ができない=ホテル予約に似ている

その理由は、次の予約の直前まで前の入居者が住んでいる為です。
マンスリーマンションは、通常の賃貸に比べて1ヶ月〜1年未満の短・中期間での利用が多く、その為、実際のお部屋や、寝具やタオルといったリネン類のレンタルも事前に自分の目で確認できない点が「やばい」と言われやすい部分です。
イメージは、内見せずにホームページの写真で確認し、予約も簡単にできる点で、ホテルに宿泊する場合と似ています。よくあるクレームとしては、ホテルを予約した時と同じで「写真と違った」「写真より設備が古く感じた」「清掃が行き届いていなかった」などがあげられるでしょう。
当たり外れがあるのも事実ですが、事前に設備など不明な点があれば管理会社へ確認すると不安なく借りることができることができます。

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住民票が移せない=一時的な利用とみなされる

「住民記帳台帳法」では、引越しをしたら14日以内に住民票を移さなければならないことが定められていますが、マンスリーマンションの場合は、生活の拠点が異動せず、住所ではなく「居所(きょしょ)」と見なされるため、通常は住民票の異動ができないことが一般的です。
ただし、中期〜長期の滞在の場合は、個々の状況によっては住所として見なされるケースもあり、認められる場合もあるため、心配な点があれば契約前に確認しておきましょう。
住民票は移せない場合も、マンスリーマンションの住所を荷物の受取り先として利用が可能です。

途中キャンセル・解約時に返金されない可能性

ずばり、管理会社によって様々です。
「2ヶ月契約をしたけれど、出張の予定が変更になり2週間前に退去とになった」等、お仕事での利用であれば特に予定が変更になることは起きるもの。その際に、必要のなくなった分の家賃が返金されるかどうかは、借りる側にとってはとても気になるところです。
通常は、予約前にキャンセルポリシーで返金に関することを通知するのが一般的ですが、管理会社によっては一切返金には応じないところと、早めの連絡で返金に応じるところと様々です。

キャンセル返金パターン例

  • 一切返金しない
  • 1ヶ月前通知で返金に応じる
  • 予約時に予定変更の可能性を伝えてもらった場合は返金に応じる場合もある
  • 既に数回利用があり(リピーター)で信頼がある場合は返金に応じる

万が一のことも考えて、入居前に担当者に予定変更についての返金ポリシー確認しておくと安心です。

家賃は基本的に一括前払いが多い

基本的には入居前に「一括前払い」がほとんどです。
一般的な2年契約の賃貸マンションとは違い1ヶ月毎に家賃の支払いを行うことは少なく、マンスリーマンションの場合は、定期借家契約もしくは建物一時利用契約と期間に定めのある賃貸借契約となる場合がほとんどの為、原則は一括前払いとなります。その為、数ヶ月単位で借りる場合にはまとまった費用が必要になってきます。

裏技で、1ヶ月毎に契約を更新していくケースでカバーできる場合もあります。その際の注意点は、早めに延長を伝えないとその先の予約が入った時点で退去する必要がある為、出張や仮住まい等で絶対に数ヶ月その部屋を借りる必要がある場合には一括前払いしておいた方が不安が少なくなるでしょう。

また、頻繁に利用があるリピーターや法人契約で会社に信頼がある場合は、分割払いに応じる不動産管理会社もいます。
「一括前払いがちょっと…」という際には事前に相談してみましょう。

マンスリーマンションの評判

マンスリーマンションを借りる際のデメリットを見てきましたが、メリットはどうでしょうか。

初期費用が安く抑えられ空室があればすぐに入居できる

マンスリーマンションは、敷金・礼金といった通常賃貸で必要な初期費用がかかりません。
また、家具・家電が備え付けの為、引越し費用や生活用品の購入費用が抑えられる点でも初期費用を抑えられます。

契約も電子サインで行える場合や保証人が不要な物件も多く、保証人を依頼する手間を省くこともでき手軽に入居が叶います。数ヶ月程度であればホテルに宿泊するよりもトータルの支払い金額も抑えられリーズナブルに利用が可能です。

評判のよいマンスリーマンションに住むには

評判の良いマンスリーマンションに住むには、しっかりとした管理をしている不動産管理会社を選ぶことです。
せっかく利用するなら、いくら安くても不快な思いをするのは避けたいところですよね。

Airbnbが日本にきて一気に広まった「民泊」物件では、不動産会社ではない一般の持ち主(オーナー)も気軽に空室を貸せる=空室の収益化をおこなえる為、一気に広まりをみせましたが、やはり管理のプロには敵いません。
マンスリーマンションも含めて「やばい」という評判や噂は、騒音の問題や鍵の受け渡し・隣人の問題などが、テレビ等で多く取り上げらた点が影響しています。
2018年に施行された民泊新法(住宅宿泊事業法)により、事前に登録が必要になり簡単にお部屋が貸すことが難しくなったことから一般オーナーが減少したり、2019年にコロナ禍となったことで一気に海外からの旅行者(インバウンド)が減少したりと取り巻く環境も大きく変わってきています。

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利用用途は、出張や単身赴任時に部屋が決まるまでの一時的な仮住まいとしての利用や、通院・リフォーム時の家族での仮住まい・受験・お試し同棲など利用用途はさまざま!
不安を解消して、安心して利用ができるように不動産管理会社へお気軽に連絡してみましょう。

この記事を書いた人
スタッフ

W&Mジャーナル編集部。日本全国のウィークリーマンション ・マンスリーマンションを紹介することに全力を注ぐ。テレワークやワーケーションといったビジネス利用から、通院、受験、住み替えの際の仮住まいなどで利用できるお部屋を日々ウォッチングしてご紹介。

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